「女王様、どうか私をかまってください・・・」
1匹のマゾ奴隷が檻の中で私に訴えている
「お前は籠の中の鳥と同じだよ
お前の心も体も私に支配されてしまうんだ」
「私は女王様の奴隷です
女王様のお気に召すままこの肉体を弄んで下さい
それが私の喜びであります・・・」
「そろそろお前の体が疼いてくる頃だな
フフフ・・・特別に檻から出してやろうか?」
「ありがとうございます、女王様!!」
「お前をたっぷりと苛めて楽しもうかね」
私と最初に出会ったのは、12年程前だっただろうか
SMというものを全く知らなかったこの奴隷
私が1から調教していき、教え込んでいった
何も知らない真っ白なお前は私によって
私の色へと徐々に染まっていく
自分がサドかマゾかも知らない
何をどうすれば良いのか解らないと言えども
マゾ的要素があったからお前は抵抗なく
私に調教されてしまったのだろう
ご挨拶の仕方からまずは教えた
「お前は今から私に調教を受けるという事は
主人である私に調教の挨拶をするのだ
まず、奴隷のマナーというものから教えてやろう」
「女王様、未熟者の私を
どうかご調教下さい。よろしくお願いします」
女王様と奴隷という主従関係をきっちりと解らせるには
奴隷の心構えという意味もある
私はこの奴隷の調教には、本当に今まで沢山の事をしてきた
どれも自然体でとても調教がしやすくスムーズだった
息が合うのだろう
では、相性の良し悪しは調教に影響するのか?
それは奴隷側が特に感じる事だと思う
この御主人様ならついていけると実感するというのは、
受身である奴隷が御主人様に不信感を抱かず
そして身を預けても安心して任せられるという安心感
女王様の立場からはどうだろう・・・?
プレイしやすい、調教しやすいという感じるのは
マゾ、奴隷としてのひたむきさ、素直で従順であるか?
きちっと話を聞くことができるか、又は理解しているか?
主従という事を理解しているかどうか?
たとえ未経験であっても奴隷として調教を受けたい、
マゾである自分を理解して変態にして欲しいと思うなら
自ずとどうあるべきかどういう態度であるべきかが
解ってくると思う
決して難しい事は何1つ言ってない
お互いに充実した時を過ごしたいから