私がSMに初めて出会ったのは、
もうかれこれ遠い記憶になりそうだ
SMなんてものにこんなりどっぷりと浸かるとは
予想もしていなかった事だ
何故なら全く知識も無かったし
SMという言葉すら知らなかったと思う
それなのに・・・
ただ1つ言えるとしたら
幼少の頃の体験として
公園で友達と遊んでいたら
変なおじさんが近づいてきて
公園のトイレへ私達は連れて行かれた
そのおじさんは自分のペニスを
ぽろりと出すと
「見ててごらん」と言って
何かをしだした・・・
それが何をしていたのか記憶に無いが
たぶんペニスをシゴいていたんだと思う
そのおじさんは
「濡れた冷タオルを股に挟むと気持が良いよ」と
教えてくれたので、
私は家に帰ると、手ぬぐいを水で濡らして
股に当てていたら母親に見つかって
「何をやってるの~?!」と怒鳴られたので
「だって公園でおじさんが濡らしたタオルを
股に挟むと気持が良いからって言ってたよ」と言ったら、
母親は、一瞬、言葉に詰まったが
「そんな事するもんじゃありません」
その一言で片付けられてしまったように記憶している
これも一種の変態プレイだろうな
私がSMを覚えたての頃ってのは
見るもの、聞くもの、体験するもの全てが衝撃的な事ばかりで
だけど知れば知るほど好奇心をかきたてられて
この先はどうなるんだ?
このグッズはどうやって使うの?
サドとマゾって何?
解らない事だらけであったが、
今思えば、子供の頃にやっていた
お医者さんごっこの延長に近いなと感じた。
男の子のお尻の穴を針金で出来た先の丸い物で
突っついてみたり、オシッコを色水だといって
コップに摂って草と混ぜてみたり
男の子のお尻に冷たいタイルを当ててみたり、
リカちゃん人形を裸にしてお尻の穴に釘で刺して穴を開けて
「お尻の穴だ~」と面白がって
水を入れてみたりした事があった
その頃から私はサド気があったんだろう
確かに男の子を泣かして気分良い自分があった
泣くから余計に苛めたくなってくる
かなりおマセな幼稚園児だったな
そう思うと充分SM的変態要素はその頃からあったんだろう
高校時代はレズにも目覚めた
SM以外でのレズも何度か経験し
男よりも女の体に興味があった
しかし男女のカップルにおいて
マゾ同士、サド同士の似た物同士もあるようで
マゾ同士なら物足りない、
サド同士なら衝突して喧嘩をよくする
貴方(貴女)のパートナーの隠された部分を
ご存知だろうか?
苛めてもらいたいが格好悪くて言えない
なんていう人もいると思う。
逆に、苛めたいけど受け入れてもらえないとか・・・
たかがローターやバイブくらいやらせてくれても
いいじゃないか?
道具を使うなんて邪道だし、不潔だわと断られて・・・
そういう人もいるのでは・・・?
私がSMと言うのを知って、SMの世界に足を踏み入れた
当初というは、マニアックな変態さんとのプレイが多くて
とまどう気持でいっぱいであったが、
その場にいた私は身をもって体験するしかないと覚悟を決めた。
しかし、マニアであればあるほど、
そのマニアの人達のプレイでの口調と目の輝きが
異様であった。ここは、危ない怪しい世界なんだ
その中にいる自分の気持がどんどん入り込んで
快楽と興奮を覚え、どうせやるなら
私はSMのスペシャリストになりたい!
とことんやってみたい!そう思ったのである
何でも結果が出るまで突っ走る私の性格もあるだろう
それから自分の中でのSM感というものが
どこまで相手を変態な気分にさせることが出来るんだろう?
どうやったらもっと楽しめる事が出来るんだろう?
追求する面白さが広がっていく
これからもSMを堪能していきたい