ふふふ・・・今日は中田君はエステに行く日だわ
今日こそ待ち伏せしてやろう・・・
kaoruはその日、中田が何時頃にエステから出てくるのか
お店に電話をかけて聞いたのであった
「はい、そうですか、解りました・・・」
あと10分もしたら出てくる頃ね、
どんな顔するやらドキドキしてきたわ
そしてついに出てくる瞬間がやってきた
「あーら、中田君、随分、艶のあるお肌になったじゃない」
「・・・・」
「中田君て女装の趣味があるようね」
「な、何を訳の解らない事を言うんですか!!」
「あーら、隠したってダメよ、私、知ってるんだから・・・」
「そんな、でたらめな事を言わないで下さい」
「何を言っても無駄だわよ、それなら、
今から一緒に貴方のマンションへ行きましょうよ」
「ま、待ってください」
「私はこの目で見たのよ、秘密を女性社員にバラしちゃおうかしら!」
「そ、それは・・・」
「とにかく、つべこべ言わないで私を貴方の部屋へ連れて行くのよ!!」
「は、はい・・・」
中田はしぶしぶ頷いて、上司であるkaoru と一緒に家に帰ることにした
彼のマンションの部屋のドアを開け、部屋に入った
kaoruは唖然として言葉が一瞬出てこなかった
なんと部屋全体がピンク色に統一されており、
等身大のマネキン人形が女性下着を身に着け置いてある
そしてドレッサーにはメイク用品、
カツラなどが綺麗に置かれて
なんとも言えない異様な雰囲気だった